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好き嫌いのない食卓へ

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味覚は幼児期までにつくられる

赤ちゃん期

食べる事は心地よい事、お母さんの温かいまなざしも含めて、嬉しい体験だという感覚は、赤ちゃん時代から始まり、幼児期を経て、育てられていきます。しかし、その逆もありえます。
不安な感覚、心地の悪い感覚です。これは多くの場合、食事を与えてくれる人の焦り、不安、苛立ちが赤ちゃんに伝わってしまうのです。
これを食物との関係から、感覚として取り入れられると、おいしくない雰囲気、食べないと許してもらえないという恐れ、リラックスして味わう事が出来ない緊張した感じを子供は初めての感覚として潜在意識に取り込まれていきます。

幼児期

幼児期は口と心が深くつながっています。心が疲れると「口」に関する習慣や癖が出現します。小食、偏食、過食、拒食、指しゃぶり、爪噛み・・・などがこれに当てはまります。食べ物の好みのほとんどは経験や学習によって決まっていきます。
初めての食べ物にけげんな顔をしたり、拒んだりするのは、本能的な警戒行動ですが、無理強いせず、にこやかに楽しく食べる雰囲気が大切です。また、親の好き嫌いが子供の味覚を限定させる事が遺伝よりも多いので、なるべく多くの食材をこの時期に味わわせる事も大切です。
好き嫌いなく、なんでも喜んで食べる子に育てるには、お母さんのおおらかな気持ちと、ちょっとした知恵や工夫が必要になります。

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味覚の大事

味覚には甘味、酸味、塩味、苦味、うま味の5つの基本味があります。これらの基本味は他の味では作り出す事が出来ません。
人が食べ物をおいしい、おいしくないと判断するのは、舌で味覚を分析し、脳で自分の過去の食事体験などと、照らし合わせて判断し、好き嫌いとなります。
例えば、日本人にとって海苔は、とても一般的な食べ物で、食の進まない子供に、ご飯を一口大の小さな海苔巻きにすると、途端に良く食べたりします。しかし、海苔を食べる習慣のないアメリカ人にとっては好ましいものではありません。色も黒く、食べ物とは思えないようです。
また、うどん屋さんの前を通ると、かつおだしの匂いがして、食欲を誘ったりしますが、世界の人々にとって、かつおの風味は生臭いと受け取るようで、評判はよくありません。しかし、このように外国人には理解されにくい、うま味ですが、これを分析しているのは脳の情報処理をする神経細胞です。
幼児期から、味覚が形成される10歳ごろまでにうま味を経験する事で、脳の識別能力、判断力が知能の発達にも良くなるということにつながります。
幼児の味覚を発達させる事が脳の発達を促す効果があるので、同じようなものばかり食べていると、脳の同じ部分ばかりを刺激してしまい、自分の思い通りにならないと乱暴な行動になったり、攻撃的な性格を形成したりと、性格にも影響を及ぼすので、多様な味覚を発達させる事は大事なのです。

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五感の教育

離乳中期の頃から、乳幼児は手づかみ食べや玩具をなめたり、指しゃぶりをします。これは硬さの感覚、口を開ける感覚、手と物を口までの距離感覚を養い、次の段階の、物をつかんで食べる事、よく噛んで食べる事の準備段階のために大切な行動です。
また、視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚の五感ですが、お母さんが心を込めて作った離乳食を赤ちゃんに食べさせている場面を、考えてみてください。お母さんが、スプーンで口元に持っていくと、赤ちゃんは、プーンと、いい匂いがして、口に入れるととてもおいしく、食後は満たされて心地良い気分になります。すると、その匂いと味は体にとって良いものだと無意識のうちに覚えこみ、次からは同じ匂いを嗅いだだけで、より積極的に喜んで食べようとします。この経験の繰り返しをすることで、私達は食事の支度をしている音、食卓に並べられた食物を実際に見て、切る、箸でつかむ、そして口で味わうことで、食べる楽しみを覚えていきます。
幼児期に多様な食べ物の味を好ましいものとしてしっかり脳に刷り込み、食べ物本来のおいしさのわかる能力を獲得させておく事が大切です。
そのためには、高級レストランに幼い子供を連れて行ってテーブルマナーを教え込む事よりも、食卓を食べこぼしや、遊び食べをしてもイライラしなくて良いように、準備をした上で、様々な食品を食べる事で食感を、食器も割れても良い陶器で質感を、自分でスプーン、箸などを使うことで手先の感覚を育てることが大切です。この時期の食事マナーは、座って食べる事、いただきます、ごちそうさまを言う事ができれば、将来、テーブルマナーもすぐに覚える事でしょう。

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UMAMIは世界共通語

「うま味」は日本語で、日本人(池田菊苗博士)によって発見された5番目の味覚です。 そして、「甘み―Sweet」「酸味―Sowr」「塩味―Salty」「苦味―Bitter」と並ぶ基本の味として「うま味-Umami」という日本語のままで知られています。
幼児期はいろいろな食品や料理を食べて、食の経験を積み重ねている時期です。色々な素材を繰り返し食べて、その素材を好きになる事が大切です。濃い味つけでは、素材の味を味わうことができず、調味料の方を好むようになってしまうので、薄味に調味します。
薄味でもおいしく仕上げる工夫としては、だしをきかせること。ごまなどの副材料の香りを利用する事、そして、ゆっくり時間をかけて煮ることで食品そのもののうま味を引き出す事などがあります。
これは腎臓病、高血圧、糖尿病などの塩分制限をしなければならない人にもおいしく食べるために使う方法です。
フランス3つ星の有名シェフでも濃くしないと分析できない「うま味」を、日本人は誰もがわかっている・・・ちょっと嬉しい話ではないでしょうか。

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「ママの味」ってなに?

皆さんにとって、「ママの味」って何ですか?
以前、こう質問をして帰ってきた答えに、
「無い。」
「インスタントラーメンと冷凍食品」というものがありました。
幼い頃、お母さんが作ってくれた手料理の味。
これは大人になると、懐かしさを思い出す幸せの味として、心に残っているものです。
それが全く無いとか、インスタントラーメン・・・ちょっと悲しいですね。
「ママの味」は、特別な食材を使った一流シェフの料理ようなものではありません。
皆さんのお母さんから受け継いだ、幼い頃から慣れ親しんだおかずや、日常的に良く食べる安くておいしい旬の食材を使い、だしを使ってゆっくりと煮た煮物や、味噌汁、ゴマ・くるみなどで食感も楽しめる和え物など、「これは私の味」というものはありますか?
「私の母から料理は何も教えてもらわなかった・・・」そんなあなたも大丈夫。今からでも遅くありません。
だし巻き卵や、たたきごぼう、ひじきの煮物など、「簡単便利なお弁当のおかず」でご紹介したメニューを作り慣れるようになると、レパートリーが増え、新しいママの味誕生!です。
ひじきは作り置けば、とっさの一品として、玉子焼きに混ぜたり、ご飯と混ぜておにぎりにしたり・・・と、アレンジも簡単です。是非、お試し下さいね。

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子供が好きなフライドポテト・ポテトチップスって・・・

ちょっと待って!●幼児の摂取する塩分量より多くなる。 ●硬化油は、LDLコレステロールを増加させ、心臓疾患のリスクを高めたり、老化を早めたりする。●ジャガイモと油の組み合わせがそもそも発ガン物質を 生むという説も…。●刺激の強い塩味が直接舌に乗せられると、子供は濃い味に夢中になってしまう。

子供の消化能力は大人よりも小さいですし、体が小さい割には成長が盛んなので多くの栄養素を必要とします。しかし、一度に食べられる量が少ないので、おやつの時間は、食事の一部と捕らえ、お菓子よりも、様々な食品や味を経験させてあげたいものです。
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