
食育とは、心身の健康の基本となる食生活に関する様々な教育を行うこと。 食べるものを選ぶ力、食べ方、調理法、味覚形成、食べ物の生育に関する知識や豊かな食生活の楽しみを覚える。等の力を付けることを指しています。



色々な食品を食べる事によって味覚が発達し、また、食べる環境などの影響を受けながら、嗜好が形成されていきます。怖い顔で必死に、お母さんが食べさせようとしても子供は食べません。健全な味覚と食感覚を通して、子供の心や情緒の安定・発達も育まれていきます。
一方で五味といわれる甘味・酸味・塩味・苦味・うま味、この中で日本人だけが唯一、わかる味・・・それはうま味です。うま味は津波・台風・カワイイと同じく、「UMAMI」として、世界共通語になっています。また、人間の本能として、酸っぱいものは腐敗、苦いものは毒につながる味として、避けてきました。子供は甘味とうま味と適度な塩味、油脂の味などは生まれつき好きな味です。甘いお菓子やスナック菓子や、塩味のきいたポテトチップスなどを好むのは、このためです。
ピーマンのようなほろ苦さ、野菜の青臭い香りは、大人の好みの味です。苦味に対して、子供が見向きもしなくても当たり前。無理強いせず、食べられるようになるのをゆっくりと待つと言う事も大切です。皆さんにも子供の頃には食べられなかったものが、大人になったら、好物に変わる経験をしたことがあると思います。
大人が美味しそうに食べていると、案外子供は好奇心が旺盛なので、食べてみたくなり、これは美味しい味なのだと認識するようになる事もあります。

